ハワード・カツヨ博士のメッセージ

日本の社会は、個人よりも役割が優先される傾向がいまだに強く、たとえば親として、子どもとして、先生として、学生として、男として、女として、「こうふるまうべき」という枠がかなりあります。

その枠の中で「みんなと同じに」やっていくことは、かなりのストレスがかかります。
「人と同じにできない自分」を責めたり、「自分と同じように感じない・行動しない人」の存在に傷ついたり、腹を立てたりしているのです。

そこにエネルギーを使って消耗してしまうため、自分本来の力を輝かせることができない。 せっかくもっている輝きが、窮屈な枠の中に閉じこめられている。

もっとみなさん、きらきらと輝けるはずなのです。
「人と違っていてはいけない」という思いこみをはずすには、頭で理解してもダメです。 自分の全身を使ってわかること。 耳、心、目、頭、口、体の全部を使って学び、行動することが必要です。

TRUE COLORS(TC)のプログラムは、理屈ではなく感覚でパッとつかめて、周囲の人間関係や自分自身をとらえる土台として役立ちます。 文字で読んで終わりではなく、セミナーに参加してください。 カラーの説明を読んで、「そうか、私はこういうタイプだ」と納得したとしても、それでは単なる性格判断で終わってしまいます。

グループの中で起きるダイナミクス(力動)があって初めて、自分の中に気づきが生まれたり、「これでよかったのだ」とホッと安心したり、他の人への見方が変わっていくことを体験できます。

それを職場でのチーム運営に活かしたり、教育・援助の現場で役立てたり、周囲の人との関係をもっと豊かなものにしていくことができます。
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